Taco.ex.machinaの想うがまま日記

おもしろき こともなき世を おもしろく

【極秘書類 ②–1】〜いかなる状況でも絶対的な自信を持つには〜

〜テーマ変更【極秘書類 ①–3】からの続き〜

f:id:Taco_ex_machina:20160224133932j:plain

 

■誰でも平静を切望しています。

誰も気がつかない真理があります:「人は誰でも平静を切望している」

何があっても混乱せず、ものごとをポジティブな側面でとらえ、日常のことに全く影響されない2人の賢者の夢をみたことはありませんか。

しかし、小さな日々の心配事が少しずつ、朝起きた時に持っていた笑顔を消すようになったら、どうやって平静をしますか。心の満足と平静を探求することは、今日では最も重要な事項の一つになっています。

それに関してはいくつかの説明があります。1つ目の説明はアメリカの心理学者マズローによるものです。自己実現理論マズロー欲求段階説)でとても有名です。マズローによると、異なる欲求が行動の動機付けとなっています。それらの欲求は階層化されています。つまり、人間は下段階(1.)の欲求が満たされた場合にのみ、その上(2.〜6.)の欲求が現れます。その理由から、各段階の欲求をピラミッド型で表しました。

 

   ◎自己実現理論マズロー欲求段階説) ※ピラミッドの段階の上から順に

         6.自己超越 ( Self-transcendence )

         5.自己実現の欲求(Self-actualization)


         4.承認(尊重)の欲求(Esteem)

         3.所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)

         2.安全の欲求(Safety needs)

         1.生理的欲求(Physiological needs)

 

1.生理的欲求(Physiological needs)には、呼吸や食事や睡眠や排泄など本能的、根源的、動物的な欲求が含まれます。

この欲求が満たされると、2.安全の欲求(Safety needs)へアップします。

事実、空腹が満たされてから、翌日は再びどのように食べるかとか、 どうやって天井を得るとか考え始めます。一定の安全を得ると、家族や友人などのグループや社会に属したくなってきます。男性は家庭を持つため女性を探し、クラブやその他の団体に加わります。そして、その後、それらのグループの中で必要とされていたいと感じ、また、周囲の人から愛されよう、他の人から尊敬されようとします。その後、4.承認(尊重)の欲求(Esteem)に到達します。つまり、読書や情報や会話などを通して理解したり学んだりする欲求です。5.自己実現の欲求 (Self-actualization)はその次です。良い環境、整理整頓、より良い携帯電話などを欲します。

このピラミッドの高い位置に自己実現の欲求があります。自分の人生のために何かしたい意欲、他人と違いたい願望、権利を持った独立した個人として認知されたい願望、幸福や裕福や平安の探求などの欲求です。しかし、マズローによると、他の全ての欲求が満たされないと、これらの欲求には到達できないそうです。

戦時中は私たちの祖母は、現在私たちがしているような、どうやったら幸せになれるかという質問はしませんでした。子供たちに何を食べさせるかという質問しかしていませんでした。主人が戦線から生還できるかどうかも知りませんでした。現在、大半の人たちにとっては、その問題はなくなりました。そのようなわけで、平安の探求においては、日々の心配事を削除します。

 

他の説明で陳述できるであろうものに、社会学的な分野があります。

今日、すべてのレベルにおいて過剰消費と富の所有の義務を経験しました。消費者は昔の生活に疲れてもっと要求するようになり、広告や誘惑には何も感じなくなってきました。家庭や安らぎなどのより確かな価値に戻っています。

結果的に、人々はもう、外的要因を通じて、人生における変化と向上を探求しません。内的要因を通じては、それをします。重要なのは物質ではなく精神なのです。人々は自分の内面からの呼びかけや、自分自身の知識と発展と同時に他の人々の知識に欠かせない動きを見つけたり、再び見つけたりします。

とにかく、カップルや家族や村や町で人々の関係を良くするのに役立つ動き。つまり、昔の物質主義やえせ科学者が精神から遠ざけてしまった、環境との関係において最も高いクオリティー。アンチエイジングリバーシング、プライマル・スクリーム(原初療法)のような新しい実践の発展において、この新しい傾向の跡が見えます。 しかし、人間は心地よさや平安にもっと近づいても、内面にあって幸せへの道を妨害しているストレスを払拭する方法を常には知りません。

 

〜【極秘書類 ②–2】に続く〜